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岩田剛典が語る「名も無き世界のエンドロール」の本質、新田真剣佑は2回鑑賞

ナタリー

21/1/30(土) 16:31

「名も無き世界のエンドロール」公開記念舞台挨拶の様子。左から佐藤祐市、山田杏奈、岩田剛典、新田真剣佑、中村アン。

「名も無き世界のエンドロール」の公開記念舞台挨拶が本日1月30日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの岩田剛典(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、監督の佐藤祐市が登壇した。

本作は、自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するため、異なる道を歩んだ岩田演じるキダと新田扮するマコトの姿を描くサスペンス。本編を鑑賞したばかりの観客に向けて感謝を伝えた岩田は「ちょっと感動しております。これだけお客さんが入った状態で舞台挨拶ができるということは、本当に幸せなことなんだと改めて実感しております」と述べ、ライブビューイングの中継カメラにも手を振った。

本作の感想を尋ねられると、中村は「観終わったあとは第一声がなかなか出なかったです。余韻が深くて」と答え、岩田は「アンちゃんと杏奈ちゃんと同じ初号試写を観たんですが、言葉が出てこない感じの2人の顔がすごく印象的でした(笑)」とうなずく。さらに、キダとマコトの幼なじみ・ヨッチを演じた山田も「ヨッチがいなくなったあと、キダとマコトがこんなに10年間もがんばってたのかと。私も試写が終わったあとはなんとも言えない空気になったのを覚えています」と同意した。

家で本作を鑑賞したという新田は、同じ質問に「個人的にこういう作品が大好きなジャンルで、僕2回観たんですよ。映像で観ると自分の想像を超えるシーンとかがたくさんあって、2回観るほど面白かったです」と回答。そして「なので、ぜひ2回映画館に足を運んでいただけたら!」と客席へ呼びかける。また、岩田は「切ないヒューマンドラマというのがこの作品の本質だと思うんです。自分の大切な人や大切にしている感情っていうのは、環境が変わっても変わらないのかなと。人生を見つめ返すようなきっかけになるようなメッセージも含まれていると思いました」と本作を分析した。

ファンから寄せられた質問に答えるコーナーで「ドッキリを仕掛ける側? 仕掛けられる側?」と問われたキャストたち。いの一番に手を挙げた新田は、バラエティ番組で岩田にドッキリを仕掛けたことを話し、「ものすんごい面白かったです! 映画の中とまったく一緒だなと思いながら僕はケラケラ笑ってね。とにかく楽しかったです」といたずらっぽく笑う。岩田に「まっけんの(ドッキリの)入りがめっちゃ自然だったんですよね」と称賛されると、新田は「これからもどんどん仕掛けていきたいと思います(笑)」と宣言した。

本作が無事公開されたことに安堵の表情を見せた佐藤は、同じく昨日封切られた「ヤクザと家族 The Family」「花束みたいな恋をした」を挙げながら「期せずして3作品とも人との関わり合いを描いていて、人となかなか会えないこういう時代にさまざまな絆を描いた映画が公開されたのは感慨深いものがあります」とコメント。最後に岩田は「観たあとにあそこはああだったと感想を話すのがとても楽しい作品です。まっけんも2回観たと言ってくれましたが、2回目に観るとトリックや仕掛けがたくさんあってまた違うんですよ」と客席に語りかけ、「こういう時代だからこそ映画がもっと活気づいてほしいです。感染対策をばっちりすれば映画館は絶対に安全だと思いますので、映画の時間が皆さんにとって安らぎになってくれたらうれしいです」と願いを込めた。

「名も無き世界のエンドロール」は全国で公開中。

(c)行成薫/集英社 (c)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

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