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佐藤二朗監督×山田孝之主演『はるヲうるひと』の公開が2021年6月に決定

CINRA.NET

20/12/10(木) 12:00

©2020「はるヲうるひと」製作委員会

佐藤二朗が原作・脚本・監督を務める映画『はるヲうるひと』の公開が2021年6月に決まった。

公開延期となっていた同作は佐藤が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」によって2009年に初演、2014年に再演された舞台を映画化した作品。架空の島の売春宿を舞台に、店を仕切る長男で狂暴凶悪な性格の哲雄、哲雄にこびへつらう次男の得太、病床に伏す美貌の長女・いぶきの三兄妹を描く。主演は山田孝之。共演には仲里依紗、向井理、坂井真紀らが名を連ねるほか、佐藤自身も出演する。

同作は『第35回ワルシャワ映画祭』への正式出品に続き、『第2回江陵国際映画祭』で最優秀脚本賞を受賞。受賞に際して佐藤監督のコメントが公開された。

佐藤二朗監督のコメント

韓国の江陵国際映画祭で最優秀脚本賞を頂いた。言うまでもなく、役者は「演じる」のみに執心するのがよい。当然のことだ。しかし僕にはどうしても「演じる」欲求とは別腹に「書く」欲求がある。役者ゆえ「書く」欲求は捨てるべきだと考えた時期もあった。しかし「お前は書いていい人間だ」と背中を押してくれた人が何人かいた。その人たちや、「何度読んでも魂が震える」と主演を受けてくれた山田孝之、日頃はわりと辛口(笑)なのに「このホンは面白い」と真っ直ぐに僕の目を見て言った坂井真紀、「このホンをつまらなく撮ったら僕の責任」と言ったカメラマン神田創らに、ほんの少しかもしれないが報いられた気がする。役者界隈の賞で、頂いた唯一の賞がNG大賞のみの僕が、まさか異国の地で最優秀脚本賞を頂けるとは思いもよらなかった。そして石橋貴明さんとの対談で「賞なんていらない!」とカッコつけて言ったが、石橋さん、ごめんなさい、頂いたら頂いたで、嬉しいもんですね、賞。

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