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UNISON SQUARE GARDEN、2度目の生配信ライブ大成功!! 激レアセトリにファン歓喜【レポート】

ぴあ

Photographer:Viola Kam (V'z Twinkle)

UNISON SQUARE GARDENが生配信ライブ第二弾を開催。「なんだこのセトリ」と驚き&喜びの声であふれた充実の内容をレポート。次なる展開も決定!


UNISON SQUARE GARDENが8月22日(土)、生配信ライブ第二弾『USG 2020“LIVE (in the) HOUSE 2”』を開催した。ファンからのリクエスト31位から70位の楽曲で構成された今回のライブでは、ふだんはあまり演奏されないレア曲も披露。

配信ライブならではの演出やカメラワーク、そして、生々しい臨場感に溢れたパフォーマンスによって、画面の向こうの“オーディエンス”を熱狂させた。

序盤から前回配信を超える充実の演奏

最初に映し出されたのは、ギターを持った斎藤宏介の手元や足元。エフェクターを踏み、鋭利なギター・カッティングを響かせる。さらに鈴木貴雄、田淵智也の姿を手持ちのカメラが捉え、「マスターボリューム」からライブはスタート。

『MIDNIGHT JUNGLE』『fake town baby』とアッパーチューンを続け、ステージの熱量を一気に上げる。3人が向かい合い、お互いの音をぶつけ合い、高めていくパフォーマンスはまさに圧巻だ。

「今日もMCなし!」(斎藤)とまったく止まることなく楽曲を重ねる。『ライトフライト』『サンポサキマイライフ』などコアな楽曲も取り込まれ、コメント欄には「かなりレア」「意外な選曲!」「なんだこのセトリ」と驚き&喜びの声が上がる。

3人の演奏も前回の配信ライブ以上の仕上がり。それぞれの表情や手元もふんだんに映され、至近距離でライブを観ているような感覚に捉われる。

ライブ前半のピークは、『23:25』。疾走感と手数の多さを共存させたドラム、攻撃的なベースのピッキング、そして、ギターの高速カッティングと起伏に富んだメロディ。全員が笑顔を浮かべ、このライブを全身で楽しんでいることが伝わってきた。

斎藤、田淵が向き合って演奏するシーン、「23:25」を表示したデジタル時計をステージに置く演出も印象的だった。

30分以上ほぼノンストップで演奏を続けた後は、なんとアコースティック・コーナーへ。キャンドルの炎が幻想的なムードを醸し出すなか、斎藤、田淵が椅子に座り、アンプラグド的な雰囲気で『ぼくたちのしっぱい』『チャイルドフッド・スーパーノヴァ』『未完成デイジー』を披露する場面はきわめて貴重。アレンジ、音色、演奏を含めて、UNISON SQUARE GARDENの音楽的な奥深さをじっくりと味わうことができた。

さらに攻めるライブ後半戦

斎藤がキャンドルの炎を吹き消したのを合図に、ライブは後半へ。鈴木のドラムソロからセッションに突入、そのまま『マイノリティ・リポート』になだれ込む。全体が白いライトに照らし出されると、3人がステージではなく、ライブハウスのフロアで演奏していることがわかる。

さらに『10% roll, 10% romance』『Catch up, latency』とシングル曲を続け、ライブは一気にクライマックスへと突き進む。

『crazy birthday』では、田淵のアクションが爆発。カメラから見切れるほど動き回り、寝転んでしまう田淵を見て、斎藤、鈴木も思わず笑みがこぼれる。緊張感と高揚感に溢れまくったアンサンブル、現場の圧倒的な楽しさと熱量がダイレクトに伝わってくる。

狂乱歓喜のステージから一転、ラストは壮大なスケール感のポップナンバー『オーケストラを観にいこう』。ストリングスとともに切なさと解放感を併せ持ったメロディが鳴り響き、ライブはエンディングを迎えた。

コメント欄に大量の「アンコール!」の文字が並ぶなか、再び画面が明るくなり、「おまけ!」(斎藤)の一言から前回の配信ライブでも演奏された『Phantom Joke』。気合いの入ったボーカルを響かせ、2度目の配信ライブを締めくくった。

この日、新曲『世界はファンシー』のMVを公開したUNISON SQUARE GARDEN。9月19日には、ユニゾンとつながりのある仲間達とともに生配信ライブ「UNISON SQUARE GARDEN presents『fun time HOLIDAY ONLINE』」の開催も決定。

初のオンラインイベント、そして、待望のニューアルバム『Patrick Vegee』(9月30日リリース)のリリースと続く今後のアクションにもぜひ注目してほしい。

Text:森朋之 Photographer:Viola Kam (V'z Twinkle)

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