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現代作曲家にして、クラシックを分かりやすく解説する達人

三枝 成彰

現代作曲家

古楽アンサンブル《アントネッロ》 「モンセラートの朱い本」

リコーダー奏者の濱田芳通さんを音楽監督とする古楽アンサンブル「アントネッロ」は1994年の結成。以来、古楽の魅力を広く伝えるために活動を続けておられ、内外から高い評価を得ておられます。 滋賀県大津市のびわ湖ホールが企画し、続けてこられた「古楽への招待」は、10月17日(土)で12回め。〈モンセラートの赤い本〉と題した今回の公演で、「アントネッロ」の皆さんは、スペイン東部のモンセラート修道院を訪れた巡礼者たちによって歌い踊られたという音楽を聴かせて下さいます。この修道院に伝わる14世紀の赤い表紙の写本には、聖母マリアを讃える作者不詳の10曲の歌曲が記されているとか。中世から現代に甦る古楽の調べのなかに、当時の巡礼者たちの息遣いや信仰心を垣間見ることのできる貴重な機会になることでしょう。

20/10/11(日)

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