三遊亭円楽プロデュースによる、人気落語家による3日間で計8回の落語会。こうした円楽プロデュースによる落語のお祭りは、「博多・天神落語まつり」で始まり、それが恒例となり、回を重ねるごとに人気を呼び、昨年は「さっぽろ落語まつり」も開かれ、大盛況だった。そして、この夏、ついに、東京でも開催される運びとなった。この「落語大手町2020」は、将来の「大東京落語まつり」のプレイベントとの触れ込みである。 出演者は東京から、三遊亭円楽のほか、柳家権太楼、三遊亭小遊三、春風亭昇太など、上方からは、桂文枝、笑福亭鶴瓶、桂文珍とそうそうたるメンバーが揃う。柳亭小痴楽、桂宮治といった若手の注目株も登場する。 8公演のうち、25日(土)13時からの「小痴楽、遊雀、小遊三、鯉昇、昇太」、27日(月)13時からの「兼好、一之輔、円楽、市馬、鯉昇」の回がとりわけ面白そうである。

20/7/5(日)