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歯に衣着せない辛口コメントが人気のクラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

びわ湖ホール プロデュースオペラ ワーグナー作曲 歌劇『ローエングリン』

びわ湖ホールの看板、ワーグナー上演シリーズは、今年は『ローエングリン』である。世界中で知らぬ者はない『結婚行進曲』をはじめ、第1幕と第3幕の前奏曲など、親しみやすい曲を含むオペラで、弟殺しの嫌疑をかけられたエルザ姫を救うために「聖杯グラールの国」から遣わされた「白鳥の騎士」ローエングリンの物語だ。 コロナ感染予防策の一環として、今年は舞台上演ではなく、若干の演出を加えた演奏会形式(セミステージ上演)になったが、それゆえ音楽そのものを楽しむことに集中できるだろう。 ホール芸術監督・沼尻竜典が指揮する京都市交響楽団の卓越した水準の演奏は、これまでのワーグナー上演ですでに実証済み。出演はダブルキャストで、福井敬と小原啓楼(ローエングリン)、森谷真理と横山恵子(エルザ)を中心に、日本人歌手陣が妍を競う。上演時間は休憩2回を含み4時間半。

21/2/28(日)

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