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村山 章
映画ライター
クリード 炎の宿敵
19/1/11(金)
丸の内ピカデリー
シルヴェスター・スタローンという人は過小評価されているのではないか? 『ロッキー』『ランボー』という2大ヒーローのシリーズ化を成功させた、ハリウッド史上でも十指に入るアクションスターに対して過小評価もあるまいと言われそうだが、実はスタローンが最初に評価されたのは『ロッキー』の脚本家としてだった。その後も多くの作品で脚本と監督を担当してきたスタローンは、脚本家としてもフィルムメイカーとしても大ベテラン。久々にそんなキャリアを思い出させてくれたのが『クリード 炎の宿敵』だった。 前作『クリード』(スタローンは脚本を担当していない)には取りこぼした登場人物たちのサブプロットがいくつもあり、ロッキー...
19/1/10(木)