評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!
2次元、3次元、2.5次元 それぞれに魅力がある
能一 ナオ
次元を行き交うエンタメ系ライター
舞台『黒子のバスケ』ULTIMATE-BLAZE
19/5/7(火)~19/5/13(月)
日本青年館ホール
藤巻忠俊によるジャンプの人気バスケ漫画『黒子のバスケ』を2016年より舞台化したシリーズ(通称、黒ステ)が、今回第4弾でファイナルを迎える。 主人公の黒子テツヤはアニメ同様、小野賢章が務めているため、原作そのままの再現度で名セリフや名シーンが蘇るが、やはりそこに生の人間だからこその熱量が加わっているところが舞台版ならでは。 また、濃密な構成により、目頭が熱くなるような名シーンが次々と盛り込まれ、スピード感のある迫力の試合シーンも相まって、良い意味で体感時間が長く感じるのが「黒ステ」の特徴だ。観客にも手に汗握る緊張感、試合にかける真剣さが伝播し、観ているだけなのに疲労感がすごい。(今作がどの...
19/4/14(日)