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水先案内人のおすすめ

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インディペンデント、自主映画、ドキュメンタリー、映画祭、特集上映などを中心に

水上 賢治

映画ライター

ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京2020

先日まで新宿K‘s cinemaで開催されていたが、会場をアテネ・フランセ文化センターに移して12月1日から後半戦の上映がスタートする。 注目してほしいのはふたつの日本作品だ。東北で創作活動を続ける小森はるかと瀬尾夏美による『二重のまち/交代地のうたを編む』は、東日本大震災の記憶の継承の大いなる可能性が見えてくる1本。 もう1本の草野なつか監督の『王国(あるいはその家について)』は、俳優が役を体得していく過程を記録。演技の中にあるフィクションとノンフィクションが不思議と見えてくる。 どちらも映像の可能性を切り拓く作品。日本の若き才能に触れてほしい。

20/11/30(月)

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