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歯に衣着せない辛口コメントが人気のクラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

東京交響楽団オープニングコンサート/フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021

<各オーケストラ総出の「フェスタサマーミューザKAWASAKI」開幕> 首都圏のメジャー・オーケストラが入れ替わり立ち替わり出演するこのフェスティバルは、今や夏の名物音楽祭のひとつである。最近は地方のオーケストラもゲストとして出演するようになった。毎日ホールに通っていろいろなオーケストラを聴き比べるもよし、自分の好みのオーケストラを選んで聴きに行くもよし。堅苦しくない雰囲気で聴けるのがいい。 7月のラインナップの中からは、たとえば次の公演など、いかがだろう。開幕日の22日には、この音楽祭のホスト・オケたる東京交響楽団が、ジョナサン・ノットの指揮でガーシュウィンの「パリのアメリカ人」他を演奏する。また、25日の井上道義指揮オーケストラ・アンサンブル金沢のプロコフィエフの「古典交響曲」他、26日の、カーチュン・ウォン指揮東京都交響楽団による「新世界交響曲」他も楽しそう。 筆者が特に興味を持っているのは、スメタナの連作交響詩全6曲「わが祖国」を演奏する高関健指揮東京シティ・フィル(31日)の公演である。

21/7/14(水)

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