東京・竹芝の自由劇場で、11月29日まで上演中(間をおいて、来年は1月17日から3月21日まで上演)の、新作オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。 両親を一度に事故で亡くしてから、無気力な日々を送り、妻にも愛想を尽かされた主人公のベンが、ある日突然、庭に現われた中古ロボットのタングを修理するため、“ふたり”で旅に出て、道中の様々な経験を通じ、共に成長していくハートウォーミングな物語は、コロナ禍の今だからこそ、より心に響きます。 この新作ミュージカルが、11月22日(日)と23日(月・祝)に、劇団四季ライブチャンネルとU-NEXT、Rakuten TVでライブ配信されることになりました。劇団四季にとっては初の試みです。 見どころはやはり、すぐ開いてしまう胸の扉をガムテープでとめているタングの愛らしさ。操作は2人1組でおこない、日替わりのＷキャスト(つまり4人)なので、両日でキャストが変わると思いますが、頭と右手を動かす俳優が、主な台詞も担当し、それが男優の組と女優の組があるため、印象がまったく変わります。両方を見比べるのも面白そうですね。

20/11/15(日)