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水先案内人のおすすめ

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落語を中心に、講談、浪曲など演芸を長く担当。著書、編著も多数。

長井 好弘

演芸ジャーナリスト、読売新聞編集委員

究極のバレ噺III

新年早々、バレ噺(艶笑落語)を集めた不穏な落語会が催される。「雨のそぼ降る平日の夜、少ない観客の前で古今亭志ん生がこっそり『鈴振り』を演じる」というなら風情もあるが、土曜日の真っ昼間に堂々と「究極」を名乗るとは……、気になって仕方がないではないか。出演者も演目も、普段のホール落語会ではあまりお目にかかれない。三遊亭円橘の『包丁』あたりはまだ付いて行けるが、青空うれしの『芸界艶話の花束』、橘家竹蔵の『お座敷芸』となると、何が出てくるか、想像もできない。タイトルに「Ⅲ」とあるから、すでに2回、無事開催していることになる。裏も表も知り尽くした落語通に憧れるなら、こういう会を素通りすべきではない。

21/1/10(日)

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