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水先案内人のおすすめ

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いつも劇団四季と宝塚と歌舞伎を上演中の劇場にいます

原田 順子

演劇ライター

『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』

“シャーロキアン”というほど筋金入りではありませんが、子どもの頃から、アーサー・コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ・シリーズを夢中で読みふけり、ジェレミー・ブレット主演のTVシリーズを何度も見ていたホームズ・ファンとしては、やはり絶対観に行きたいと思っている作品です。 作・演出は三谷幸喜。これまでにも、学生時代のホームズの活躍を描いた映画や、同じ三谷幸喜が脚本を担当した人形劇では、15歳のホームズが主人公の、いわゆる前日譚がありましたが、今回、柿澤勇人が演じるのは、20代の若き名探偵という設定で、コナン・ドイルが著したホームズ最初の事件、『緋色の研究』の直前に起った出来事に、人間としても探偵としても未熟なホームズが挑むストーリーだとか。 ホームズの物語には欠かせない親友ワトソンには佐藤二朗、事件の依頼人ヴァイオレット役には広瀬アリス。この他にもホームズ・ファンにはお馴染みの、兄マイクロフト・ホームズや下宿の女主人ハドソン夫人、スコットランド・ヤードのレストレイド警部ら、多彩な登場人物が物語を盛り上げます。 柿澤ホームズが初の三谷作品でどんな活躍を見せてくれるか、今から楽しみです。

19/8/25(日)

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