『バーフバリ』二部作でメガヒットを飛ばしたプラバース主演のアクション大作。『バーフバリ』のイメージを上手く利用しながら、それ以上の作品を構築している。 現代劇で、捜査官から始まるプラバースの職業や地位のイメージ転換が見もの。その度にファッションも変わり、美しいヒロインまでもがプラバースの七変化を「見せる」小道具であるかのような、まさに「オレ様映画」。スゴイ肉体を生かしたケレン味たっぷりの超弩級アクションも健在。複雑すぎる人間関係も、その追い切れなさがアクションの連打と絡み合いジェットコースターのようなスリルを生み出す。インド映画の最高峰がプラバースとともにあることを証明した作品。サーホー（万歳）！

20/3/24(火)