柳家喬太郎が落語家生活30周年を記念して1か月間連日独演会を開く。 すでに、演目、ゲストも発表されていて、その中から抜粋すると、 2日『おせつ徳三郎』ゲスト：遊亭歌武蔵 7日『ハワイの雪』ゲスト：柳亭市馬 9日『双蝶々』ゲスト：三増紋之助 15日『棄て犬』ゲスト：神田愛山 16日『本当は怖い松竹梅』ゲスト：三遊亭兼好 29日『歌う井戸の茶碗』ゲスト：寒空はだか 30日『道灌』ゲスト：柳家さん喬 という訳で、演目もゲストも魅力にあふれている。 私が開いている「COREDO落語会」でも、『おせつ徳三郎』『ハワイの雪』は大好評だったし、8月末の池袋演芸場の余一会で聴いた『棄て犬』は、練り込まれた古典落語を聴くような趣があって、自作の新作落語のなかでも出色の一つではなかろうか。 さらに『歌う井戸の茶碗』はミュージカル仕立てだし、楽日に前座噺の『道灌』をネタ出ししているところも心憎い。 柳家喬太郎は、天才ではないかしらん。

19/10/4(金)