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ドキュメンタリーの面白さを知ると映画の見方が変わる

村山 匡一郎

映画評論家、大学講師

僕は猟師になった

NHK『ノーナレ けもの道 京都いのちの森』の劇場版である。京都市近郊の山で暮らす千松信也さん一家。千松さんは仕掛けで獲物をとらえる「わな猟師」として生計を立てているが、「わな猟」とは森の中に仕掛けた直径12センチほどの輪で獲物の足をくくって捕獲する狩猟のこと。一般に秋から冬にかけて猟期として認可されている。そんな「わな猟師」の千松さんと家族にカメラは密着取材していくが、やはりわなにかかった猪を千松さんが捕獲するシーンが緊迫感に満ちている。そして捕獲した猪を自らの手で解体し、また自ら食べる。いわば命をいただいて命をつなぐという循環がそこにはある。そんな「わな猟師」としての千松さんの姿を通して、生活することの根源的な形態が透けて見えて興味深い。

20/8/20(木)

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