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水上 賢治
映画ライター
川本喜八郎+岡本忠成 パペットアニメーショウ2020
20/12/19(土)~21/3/28(日)
国立映画アーカイブ 展示室(7階)
2020年の日本映画界を振り返る際、『鬼滅の刃』に触れないわけにはいかないだろう。また、先ごろ、世界の動画配信サービスでの日本アニメーションの需要が高まったこともニュースで伝えられている。そういう意味で、コロナ禍の今年は日本のアニメーションの力をあらためて感じた1年だったといってもいいかもしれない。 川本喜八郎と岡本忠成は、今や世界の人々を魅力する日本のアニメーション界に多大なる功績を残したアニメーション作家。とりわけストップモーション撮影による立体アニメーションの分野で才覚を発揮した。没後、川本は10年、岡本は30年になるが、どちらも忘れてほしくない天才といっていい。その創作の一端に触れてほしい。
21/1/5(火)