Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!

音楽、映画、アート、ステージなど幅広いジャンルをプロデュースする

立川 直樹

1949年生まれ プロデューサー、ディレクター

浪曲映画祭─情念の美学2020

大盛況で、特に浪曲口演付き上映は全回満席になった『浪曲映画祭』が今年も6月26日から30日まで開催される。 今年は広沢虎造とともに、“七色の声”で一世を風靡した浪曲師、伊丹秀子の節(フシ)に乗せて展開する三益愛子の母もの特集に加え、伊藤大輔監督、大河内傳次郎主演の『忠次旅日記』に坂本頼光の活弁付き上映、溝口健二の計3時間43分の長編映画『元禄忠臣蔵』、マキノ雅広監督、広沢虎造主演の『世紀は笑ふ』、中村玉緒と二葉百合子共演の『岸壁の母』……といった感じで、この映画祭でしか観られないものがずらりとならんでいる。 サブタイトルは『情念の美学』。キャッチコピーは「風景に節(フシ)が流れると、情景になる」。上演中に掛け声のひとつもかけたくなる映画祭だ。

20/6/21(日)

アプリで読む