3部作の完結編となる『ヒックとドラゴン』。感動……。いや、物語にも感動するんですが、なんせ監督の苦労をずっと追ってきた者としては万感の思い。 ディーン・デュボア監督、実は元ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの監督。『ムーラン』から参加し、『リロ・アンド・スティッチ』で監督・脚本。いわばディズニー・アニメーションが一番落ち込んでいた時代を、なんとか支えた人なんですよ。しかも当時の彼は30代！　その後、独立して、本シリーズを9年間続けていたわけですからね。 しかも、彼、オープンリーゲイなので、本シリーズ、特に本作にはマイノリティへのエールが満載。感涙でございました。

19/12/22(日)