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現代作曲家にして、クラシックを分かりやすく解説する達人
三枝 成彰
現代作曲家
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』全3幕 (日本語訳詞上演・日本語字幕付)/NISSAY OPERA 2019
19/6/15(土)~19/6/16(日)
日生劇場
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』は、19世紀末から20世紀初頭に活躍したドイツの作曲家、エンゲルベルト・フンパーディンクの作品で、ワーグナーの友人でもあった彼の遺した作品のなかではもっとも知られたものです。1893年、リヒャルト・シュトラウスの指揮で初演されました。母のいいつけで森にイチゴを摘みに行った兄と妹が、迷った先に魔女の作ったお菓子の家を見つけて……というグリム童話が原作になっており、夢と幻想をちりばめたストーリーと才気溢れる音楽で、子どもも大人も楽しめるオペラです。 6月15日(土)・16日(日)の日生劇場における演出と振り付けは、蜷川幸雄さんやジョン・ケアードさんの舞台や数多くのミュージカルなどに携わってきた広崎うらんさん。オケは角田鋼亮さん指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団です。
19/6/7(金)