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現代作曲家にして、クラシックを分かりやすく解説する達人

三枝 成彰

現代作曲家

小菅優プロデュース 武満徹「愛・希望・祈り」~戦争の歴史を振り返って~/サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン

小菅優さんは卓越した技術と音楽への情熱で知られ、日本の音楽界を代表するピアニストの一人として、人気を誇る方です。その小菅さんプロデュースのコンサートが、6月15日(火)、17日(木)の2日間、東京・赤坂のサントリーホールのブルーローズ(小ホール)で行われます。 作曲家・武満徹さんの没後25周年にちなんで企画された今回の公演は「愛・希望・祈り」と題し、武満さんの作品に加え、世界大戦にかかわる楽曲を室内楽で聴かせ下さいます。戦前の雰囲気に似ているともいわれ、新型コロナウイルスの影響もあり、さまざまな局面で新たなフェーズを迎えようとしている世界に向けて、小菅さんたちが発信するメッセージはどのようなものになるのでしょうか。 15日の演奏は武満徹「2つのメロディ」より第1曲「アンダンテ」、「カトレーンⅡ」、メシアン「世の終わりのための四重奏曲」、17日の演奏はストラヴィンスキー「兵士の物語」、武満徹「ビトゥイーン・タイズ」、「オリオン」など。出演は、小菅さん(ピアノ)、金川真弓さん(ヴァイオリン)、ヴェネディクト・クレックナーさん(チェロ)、吉田誠さん(クラリネット)。

21/6/7(月)

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