Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!

落語を中心に、講談、浪曲など演芸を長く担当。著書、編著も多数。

長井 好弘

演芸ジャーナリスト、読売新聞編集委員

オドラク2020 若手住吉踊りの会

毎年、浅草演芸ホールの8月中席の大喜利として、すっかり夏の名物となった「住吉踊り」。そのメンバーだった若手連中が「まだ踊り足りないぞ」とばかりに集合したスピンオフ企画だ。ただ踊るだけではなく、何人かは本業の落語も演じるから、「踊る・落語」で「オドラク」という名がついた。元々は落語協会の興行だが、ライバルの落語芸術協会からの参加者も増え、落語に踊りにと火花が散る。今年の寄席興行は、新型コロナ感染予防のため、かっぽれの総踊りが売り物の「住吉踊り」に「ソーシャル・ディスタンス」が導入された。浅草演芸ホールよりも小ぶりな会場でも知恵を絞り、「密にならなくても面白い踊り」を見せてくれるはずだ。

20/9/13(日)

アプリで読む