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「クラシックソムリエ検定」編集長にしてピアノのスペシャリスト
高坂 はる香
音楽ライター
第17回イマジン七夕コンサート 「巨星 ラフマニノフ」
21/7/7(水)
サントリーホール 大ホール
毎年7月7日にコンサートイマジンが開催している、「イマジン七夕コンサート」。同社所属のアーティストが集う華やかな内容で、今年が17回目となります。 「巨星ラフマニノフ」をテーマとする今回は、川本貢司指揮、東京交響楽団とともに、3人のピアニストが、ラフマニノフの3つの協奏曲を演奏するというもの。 ソリストとして登場するのは、「パガニーニの主題による狂詩曲」が酒井有彩さん、、ピアノ協奏曲第2番が岡田将さん、そして、もっとも音符の数が多くて技術的に難しいはずのピアノ協奏曲第3番が、今年齢80歳のアンリ・バルダさん!78歳だった2年前にも、ぜんぜん枯れた感じのしない生気みなぎる演奏、その場で創られていくようなフレッシュな演奏を聴かせてくれました。今回のラフマニノフも、楽しみです。
21/6/30(水)