Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!

三鷹市芸術文化センターで、演劇・落語・映画・狂言公演の企画運営に従事しています

森元 隆樹

(公財)三鷹市スポーツと文化財団 副主幹/演劇企画員

動物電気『ブランデー!恋を語ろう』

「動物電気」のプロフィールを確認するため、劇団のホームページを拝見してみた。 <<<>>> 1993年、明治大学演劇サークルOBの政岡泰志、小林健一、高橋拓自、森戸宏明、辻修、姫野洋志らを中心に結成。 <<<>>> 結成26年目を迎える「動物電気」。残念ながら辻修さんは昨年春に退団されてしまったが、他のメンバーは劇団員として健在であり、『ブランデー!恋を語ろう』のチラシには、しっかりと5人の名前がある。どこからでも攻めれて、どのポジションでも守れる5人である。むろん、新たなチャレンジとなる役どころも楽しみだが、「お約束」の役も嬉しい。ふんどし姿の小林健一さんは「胸毛に火をつけられる」のか。あの高橋拓自さんは「珠玉のドロップキック」を飛んでみせるのか。そして、政岡泰志さんのお家芸「抱けと言われるとちょっと勇気がいるように感じるパンチパーマのおばさん」は観られるのか。タイトルがタイトルだけに、「動物電気」ならではの恋の語られ方に期待も高まるが、各役者の「お約束の、伝家の宝刀」を思い浮かべるだけでもワクワクしてしまう。先のホームページの劇団プロフィールは、こう締められている。 <<<>>> 昭和のニオイを残し、笑って泣ける舞台こそ”動物電気”である。 <<<>>> なかなか平成を振り返る余裕も無く、さりとて令和の喧騒に心落ち着かない今こそ、昭和のニオイをたっぷりと吸い込んだ「動物電気」で大笑いして、ちょっとほろっとするひと時。いかがでしょうか。

19/5/31(金)

アプリで読む