いよいよ10月9日に、花組の新トップスター柚香光と、トップ娘役華優希の新トップコンビお披露目公演、『はいからさんが通る』の東京公演が、東京宝塚劇場で幕を開けます。 新型コロナウイルス禍で、当初5月8日だった開幕予定が5ヶ月も延期になり、しかも、7月に4ヶ月遅れで始まった宝塚大劇場公演は、陽性者が出て途中ほぼ1ヶ月の間公演が中止になるという、度重なる困難を乗り越え、ようやく迎えた東京公演開幕に、胸を熱くするファンも多いはず。なんとか千秋楽まで無事に公演してほしいと願っています。 『はいからさんが通る』の原作は、あのアニメや映画にもなった大和和紀の同名漫画で、2017年に同じコンビで初演。文字通り漫画から抜け出てきたような、美しい柚香光の伊集院忍少尉、華優希の“はいからさん”こと花村紅緒をはじめ、出演者のなりきりぶりが大好評を博しました。今回はそれを大劇場のお披露目用によりパワーアップ。新たに加えられたフィナーレでは、大階段での男役の群舞が2パターンあり、カッコいい軍服の“大正バージョン”と、正統派黒燕尾の“浪漫バージョン”、どちらも見逃せません！ 10月24日と千秋楽の11月15日には、タカラヅカ・オン・デマンドで公演全編のライブ配信が、また、千秋楽には全国の映画館でもライブ中継が行なわれる予定です。

20/10/8(木)