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アートのみかた

村田 真

美術ジャーナリスト

画廊からの発言「新世代への視点2019」大庭孝文展

銀座・京橋の貸し画廊が、若手作家を応援しようと1993年から続けている「新世代展」も、今年20回目。もともと貸し画廊は、レンタル料を払えばだれでも自由に作品が発表でき、そこで認められれば商業画廊や美術館にステップアップしていく「登竜門」的存在。ところがバブル景気とその崩壊によってその「出世コース」が崩れ、貸し画廊の需要が激減。これに危機感を覚えた貸し画廊が集まって開いたのが「新世代展」というわけ。彼らはただ場所を貸すだけでなく、さまざまな面で作家たちを支援していたので、そうした自分たちの役割をアピールする意味もあった。今回の出品作家は大半が30歳前後。絵画あり彫刻あり工芸ありと多彩だが、その多様性が表現の自由を保障している。 【参加画廊】 藍画廊/GALERIE SOL/ギャラリーQ/ギャラリー58/ギャラリーなつか/ギャラリイK/ギャルリー東京ユマニテ/コバヤシ画廊/gallery21yo-j/FUMA Contempoary Tokyo | 文京アート

19/7/30(火)

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