Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!

演劇鑑賞年間300本、記者歴40年のベテラン

大島 幸久

演劇ジャーナリスト

歌舞伎座 壽 初春大歌舞伎

令和で初めての来年1月の歌舞伎公演、いわゆる初芝居は東西6劇場で開かれる。東京では歌舞伎座、新橋演舞場は海老蔵が座頭、浅草公会堂が花形中心、国立劇場が菊五郎劇団中心。その中で私が一番楽しみにしているのが歌舞伎座夜の部『連獅子』だ。 この舞踊は親子、兄弟、祖父と孫といった近い関係で上演すると、情愛が伝わる。猿之助の親獅子、團子が仔獅子。“叔父・甥”の初共演、團子は初役だ。初舞台を踏んで以来、團子が舞踊の大曲に挑むのは初。11月に出演が決定してから猿之助の猛稽古を受けているとか。「やると決めたら、最後までやり抜く」。将来までの持ち役とする覚悟。これが中車・團子親子の考え。公演中の1月16日には團子16歳。期待が膨らむ。

19/12/27(金)

アプリで読む