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“燃え”なければ映画ではない!アツい作品をセレクト
相馬 学
フリーライター
ペット・セメタリー
20/1/17(金)
スティーヴン・キングのベストセラー小説、2度目の映画化となる本作。前作を観ているし、内容を知ってはいてもドキドキできるのは、『セーラ 少女のめざめ』で注目されたホラー界期待の俊英コンビ、コルシュ&ウィドマイヤーの恐怖演出の賜物。霊気の漂う森や鮮血、仮面姿の子供たちなどのビジュアルに加え、緊張を漂わせた人物の表情のとらえ方や、陰影の配置など、センスの良さが随所に光る。 死に興味を抱き始めた少女を物語の中心に置いた、前作からの改変も興味深く、彼女の事故死を受け入れられず、甦らせようとする父親の暴走も、より痛切に響いてくる。子役ジェテ・ローレンスのホラー顔演技もインパクト十分!
20/1/18(土)