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水先案内人のおすすめ

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歌舞伎とか文楽とか…伝統芸能ってカッコいい!

五十川 晶子

フリー編集者、ライター

『通し狂言 増補双級巴―石川五右衛門―』国立劇場 平成30年12月歌舞伎公演

天下の大泥棒・石川五右衛門を描いた演目といえば、11月に歌舞伎座で上演された『楼門五三桐』。「絶景かな、絶景かな」という名ゼリフでもおなじみ。目もくらむような豪華な楼門に五右衛門と彼を追う真柴久吉(秀吉)を乗せたまま、大セリからせりあがってくる場面は圧巻だ。 実はこの“五右衛門もの”にはかなりバラエティがある。江戸時代初期の作品は、釜茹での刑となった五右衛門とその家族の情愛にスポットを当てたものが多い。だが江戸も後半になると五右衛門が伝説 化され、物語もファンタジックでスケールが大きくなる。『楼門』もまさにそんな作品のうちのごく一部だ。 12月に国立劇場で上演される通し狂言『増補双級巴(ぞ...

18/11/28(水)

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