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恩田 泰子
映画記者(読売新聞)
私は、マリア・カラス
18/12/21(金)
TOHOシネマズ シャンテ
フィクションよりもドラマティック、いや、オペラティックというべきか。世紀の歌姫、マリア・カラスの人生をたどるドキュメンタリー。特筆すべきは、すべてが彼女自身の「歌」と「言葉」で物語られていること。それを可能にしたのは、監督のトム・ヴォルフが入手した、未完の自叙伝、封印されてきたプライベートな手紙や、公私にわたる秘蔵映像の数々だ。音楽史に輝く成功、声が出なくなる恐怖、無理解に基づくバッシング、そして運...
18/12/17(月)