ジャン・ロンドー。 写真の印象はロックのミュージシャン。しかしこの人バロック音楽界の鬼才と呼ばれるチェンバリストです。 21歳の若さでブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門優勝。通奏低音、オルガン、音楽学さらにはピアノやジャズ、指揮や作曲まで学び、哲学や心理学の要素まで演奏に採りこむと言うから、並のチェンバロ奏者ではありません。世界各地で絶賛され、既に4枚のCDをリリース。 そのロンドーがラモー、F・クープラン、ロワイエの3人の作品を弾くこの日のプログラム。繊細さや華やかさだけではない、鬼才ならではの斬新な響きが聴き手を虜にするはず。いったいどんな感覚で音を紡ぎ、音楽を創るのか。 生で聴くべし。

19/10/26(土)