昨年のチャイコフスキー国際音楽コンクール入賞以降、世界各地での演奏活動でものすごく忙しそうだった藤田真央さん。コロナ禍で演奏会が中止となり、しばらく生演奏を聴ける機会がありませんでしたが、8月末から、全国ツアーがスタートしました。 　 東京は、オペラシティでの9月17日公演（Aプロ）完売をうけて、9月19日に同会場で別プログラム（Bプロ）による追加公演が決定。 　 内容は、得意のモーツァルトにはじまり、チャイコフスキー、アルカン、ショパン、そしてラヴェルの「ラ・ヴァルス」の狂乱でしめるというもの。一足先に、Bプロによるツアー初日の公演を聴いてきましたが、期待を裏切らない自由奔放さ、おもしろさが炸裂。お腹いっぱいの充実した演奏会でした。 また東京公演は両日とも配信チケットが販売されます。17日のAプロは、ベートーヴェンやシューベルトの「さすらい人幻想曲」などが入った、これまた魅力的な内容（ご本人曰く、こちらの方が思い入れが強いそう）なので、完売で諦めていた方は、こちらもどうぞチェックしてみてください。

20/9/12(土)