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水先案内人のおすすめ

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映画史・映画芸術の視点で新作・上映特集・映画展をご紹介

岡田 秀則

1968年生まれ、国立映画アーカイブ主任研究員

#011 GHOSTBUSTERS IN THE PARK

数寄屋橋交差点角、旧ソニービル跡地のGinza Sony Parkが、いま不思議な空間になっている。地下1階から4階まであるパークの空間に『ゴーストバスターズ』をテーマにした展示品が散りばめられていて、実際に使った小道具も展示されているし、体験コーナーもあるのだが、とにかくクラシック映画ファンなら注目すべきは地下2階の「ソニー・ピクチャーズ映画相関図」。 ソニー・ピクチャーズは、ハリウッドの名門コロンビア映画を継承した会社である。そこで、95本の交通標識のような棒にモニターがついており、それぞれに初期コロンビア映画から現代までの作品の抜粋が映っているばかりか、共通点のある映画と映画が床上の線で結ばれている。例えば『スミス都へ行く』と『ジャンゴ 繋がれざる者』を結ぶキーワードは「正義感」(フランク・キャプラとタランティーノが時を越えて直結!)。そして『東京ジョー』と『クリムゾン・キモノ』は「東京」! これは相当考え抜いているはずで、こじつけに思えるキーワードもまた微笑ましい。これだけ手の込んだコンセプト、銀座散歩の折に観ておいて損はないでしょう。12月8日まで。

19/11/27(水)

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