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日本で(多分)一番多くの映画を観る(年間800本!=新作、旧作も入れると…)映画評論家

野村 正昭

映画評論家

生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事

『ひめゆりの塔』(53)をはじめとして、沖縄戦の悲劇を描いた映画は、今まで数多く作られてきた。だが、戦中最後の沖縄県知事島田叡(あきら)を正面から描いた作品は、これが初めてではないだろうか 。昭和20年1月、大阪府内政部長だった島田は、沖縄県知事の辞令を受けとるが、時局柄、その辞令は死を意味する。家族全員から反対されるが、島田は「これが若い者ならば、赤紙1枚で否応なしに行かなければならないのではないか。それを俺が固辞できる自由をいいことに断ったとなれば、もう卑怯者として外も歩けなくなる。俺は死にとうないから誰かが行って死んでくれとは、よう言わん」と言って赴任したという。沖縄戦を生き延びた住民や、軍や県の関係者、その遺族らの証言を交えて作られた、このドキュメンタリーは、リーダーの真の資質とは何かを、時を越えて、我々に教えてくれる。

21/3/8(月)

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