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「頭がいい人、悪い人の話し方」のベストセラー作家にして論文の達人。
樋口 裕一
作家
読売日本交響楽団 第238回土曜マチネーシリーズ
21/7/10(土)
東京芸術劇場 コンサートホール
コロナ禍の中、日本で次々と名演奏を聴かせてくれる世界の名匠セバスティアン・ヴァイグレが今回取り上げるのは、明るくて快活なロッシーニの歌劇『セビリアの理髪師』序曲、藤倉大の箏協奏曲。そして、オーソドックスにブラームスの交響曲第2番 ニ長調 作品73。 箏協奏曲は、今、話題の若き筝奏者LEO(またの名は今野玲央)の委嘱によって作曲された新曲です。さて、日本の生んだ世界的作曲家の藤倉大の箏協奏曲はどんな曲なのでしょう、それをLEOはどう演奏するのでしょう。興味が尽きません。 そして、ヴァイグレが得意とするブラームスも演奏されます。しなやかで深みのある正統派のブラームスの音楽が聞こえてくるはずです。
21/7/2(金)