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山内宏泰

ライター

至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16

写真・映像分野における新進のアーティストを紹介するグループ展。出品しているのは6人で、藤安淳、井上佐由紀、齋藤陽道、相川勝、濱田祐史、八木良太という顔触れとなる。強烈なインパクトを残すのは井上佐由紀の展示だ。暗い部屋の中に浮かび上がるのは眼、眼、眼……。赤子の眼をどアップで撮った写真が大きく引き伸ばされて並んでいる。いずれも生まれて5分以内の眼なのだそうな。井上は数十人の出産に立ち会い、赤子の眼を撮り続けてきた。その眼は光の方向性を看取できるくらいなもので、まだ像を結ぶことはない。それでも必死に何かを見ようとしている様子に胸を打たれる。「見る」ことに賭ける人の本能が暴かれているようで、ハッとさせられる。

20/1/3(金)

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