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水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
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落語を中心に、講談、浪曲など演芸を長く担当。著書、編著も多数。

長井 好弘

演芸ジャーナリスト、読売新聞編集委員

毎週通うは浪曲火曜亭!

浪曲の若手2人(時に3人の時も)が、本拠地の木馬亭ではなかなかできない“30分の長講”に挑戦する貴重な会。ノスタルジックな木造家屋、日本浪曲協会の事務所でもある一軒家での公演だけに、その居心地の良さも浪曲ファンが集まる魅力の一つになっている。毎週火曜日の公演の中で、3月の最終週は、新宿末広亭など寄席の高座に立つなど、売り出し中の好漢・玉川太福と、古典の『水戸黄門』から新作の『銀河英雄伝説』など意欲的な演目で勝負する金髪の女流・港家小ゆきという魅力的な組み合わせとなった。終演後は、演者と観客が混じっての“茶話会”があるが、常連客が一升瓶を持ち込んで“茶話”が“酒話”になるのもしばしばという。

20/3/29(日)

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