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本業はヘビメタ誌編集者。寄席、落語会は年200回以上通う。関連著書も多数。
広瀬 和生
「BURRN! 」編集長、落語評論家
代官山落語オンライン夜咄 三遊亭兼好 長講『妾馬』 produced by 広瀬和生
21/10/25(月)~21/11/7(日)
晴れたら空に豆まいて、 その他配信
長講+トークの「代官山落語オンライン夜咄」。今年4月に兼好は“圓生一門のお家芸”『庖丁』を披露したが、アフタートークで兼好は「昔は好きではなかった噺でも、年齢を重ねてきて興味を持つようになることがある」と話し、例として『妾馬』を挙げた。これも圓生の名演で知られる演目で、多くの演者が手掛けているが、兼好はこれをほとんど高座に掛けたことがない。なので今回の「代官山落語」ではその『妾馬』をリクエスト! 正真正銘の“蔵出し”演目であり、もちろん“今の兼好だからこそ”という新鮮なアレンジが施されているはず。他の演者とは一味違う“兼好の妾馬”をこの貴重な機会にぜひ! 僕も今からワクワクしている。
21/9/7(火)