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水先案内人のおすすめ

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テレビプロデューサー テレビは見ずに演劇、映画、コンサートばかり足を運んでいる

波多野 健

1954年生まれ プロデューサー(イースト・エンタテインメント)

金子文子と朴烈

すごい映画だ。大正末期の日本で関東大震災の時に、朝鮮人が暴動を起こすとして権力が大量に在日朝鮮人を拘束したという事実をもとにした実話を「韓国」が映画として制作したということからすごいのだが、主人公のふたりの、特に金子文子さんの一生に強い感銘を受けた。特筆すべきは、必ずしも日本人をすべて悪者に描いていないこと。むしろ、「捕まってもかまわない」という朴烈以下の姿勢にとまどう権力側がリアルに描かれている。なによりも素晴らしいのは金子文子を演じたチェ・ヒソ。幼少時代に大阪に暮らしていたということで日本語も完璧なのだが、さらに朝鮮語を話す時も日本語訛りに聞こえるように努力したという。彼女の、特に後半の表...

19/2/12(火)

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