2009年アフガニスタン。パキスタン国境近くのキーティング米軍前哨基地（アウトポスト）に派遣されたロメシャ軍曹達は、攻撃に不利な地形であることを懸念する。その後、300人のタリバンに米兵50人で迎え撃つ。「カムデッシュの戦い」と呼ばれる実話の映画化。前半は基地内の兵舎生活が細かく描かれ、自分もその中の一員かのような気になる。しかし、ひとたび戦闘が始まると、狭い基地内に敵味方入り乱れ、至近距離での撃ち合いになる。その迫力は凄まじく、近年でも屈指の戦闘シーンとなっている。そして、何よりスコット・イーストウッドをはじめ、兵士達の面構えが良い！オーランド・ブルームも出演しているが気付かない程。キャラの立つ役者がいないので見分けがつかない難点があるものの、それが逆にリアリティを生んでいる。ちなみにスコットはクリント・イーストウッドの息子。兵士顔なのはオヤジゆずりだね。

21/3/9(火)