「週刊少年マガジン」にて連載30周年を迎えた森川ジョージによるボクシング漫画『はじめの一歩』が初の舞台化。2000年にはアニメ化され、深夜枠での放送にも関わらず、幅広い視聴者層と平均視聴率4.5%という驚異的な数字を記録し、6クール全75話の長期シリーズに加え、TVスペシャルも放送されている大人気作品だ。 主人公の幕之内一歩は、シュートボクシングの経験を持つ後藤恭路が演じ、一歩の永遠のライバル宮田一郎を俳優、声優、アーティストと幅広いジャンルで活躍し、その演技力や歌唱力、ダンスにも定評のある滝澤諒が演じる。気になる鷹村守には数々の筋肉質で骨太なキャラクターを演じている滝川広大、そして一歩が所属するジムの会長・鴨川源二をアニメ版で青木勝の声優を務めていた高木渉が演じるところも面白い。 さらに、舞台版の作・演出はアニメ版で主人公・一歩の声優を務め、『はじめの一歩』を知り尽くした喜安浩平が担当する。 原作者の森川ジョージは、「舞台でボクシングというのが全くイメージ涌かなかったのですが、見学させていただいたオーディションでとんでもない熱気を感じました。制作のネルケプランニングさんには信頼しかありません。スタッフ、演者に恵まれ原作者として幸せです」とコメント。 また、音楽にハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』など多くの舞台音楽を手掛けている和田俊輔、振付をHIDALIが担当することもわかっており、ダンスとボクシングが融合する作品になるかもしれない。歴史的なステージを生で目撃してほしい。

20/1/19(日)