彩の国さいたま芸術劇場が所有する小型パイプオルガン「ポジティフ・オルガン」を活用してわかりやすい解説とともにオルガンの魅力や古楽の魅力を紹介するこのシリーズは、バッハ好きにとてたまらないない好企画だ。 5回目となる今回は、ダンサー・振付家として活躍する小尻健太をゲストに招き、バッハの名作『平均律クラヴィーア曲集第2巻』の第7番〜第12番についての検証する。中でも興味深いのは、オルガンとチェンバロでの同曲聴き比べだ。実はどの鍵盤楽器のために書かれたのか定かではないというこの名曲の奥深くに入り込んでその魅力に触れるチャンス到来。さらには、ダンサーから観た同曲の魅力についてなどなど。彩の国ならではの切り口に興味津々。

21/2/6(土)