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水先案内人のおすすめ

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2次元、3次元、2.5次元 それぞれに魅力がある

能一 ナオ

次元を行き交うエンタメ系ライター

舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1-犯罪係数-』

人間のあらゆる心理状態・思考傾向を数値化し監視する巨大システムが治安を維持する近未来の世界を舞台に、犯罪とは何か、正義とは何かを大胆な表現で鋭角的に描いたオリジナルアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のTVアニメ第1期がついに舞台化。 今年4月に、アニメ版総監督を務める本広克行監督、アニメ版の脚本を担当する深見真という原作タッグで初の舞台化を果たした『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』。そちらは書き下ろしのオリジナルストーリーで、原作には登場していない公安局刑事課三係を描いたものだった。しかし、それが驚くほど『PSYCHO-PASS サイコパス』で、世界観からキャラクターの掛け合いの雰囲気やノリなど、すべてが「PSYCHO-PASS サイコパス」そのもの! 原作キャラではないのに、ここまであの作品世界になるのかと感嘆するほど、めちゃくちゃ良かったのだ。 だからこそ、今回の原作アニメ舞台化の発表には衝撃を受けた。今作は安定のネルケプランニングが手掛け、TVアニメ第1期でストーリー原案・脚本を担当した虚淵 玄が全面監修するので、そこまで不安もなく良い作品になるとは思うが……。どのように表現されるのか期待したい。 また、狡噛や宜野座、常守、縢など魅力的な原作キャラが目の前に現れるのは、素直に楽しみだ。

19/10/19(土)

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