Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

水先案内人のおすすめ

評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!

落語を中心に、講談、浪曲など演芸を長く担当。著書、編著も多数。

長井 好弘

演芸ジャーナリスト、読売新聞編集委員

松鯉・一之輔・奈々福 奈々福の、惚れるひと。

浪曲師として進境著しい玉川奈々福が「惚れちゃった」人を招いて有無を言わさず共演してしまうという、何ともうらやましい会。奈々福が「惚れる」のは、イケメンなのか金持ちなのか、いやいや、正解は「伝統芸の世界で、ひたすら芸を追求する人」らしい。昨年催された第1回は、柳家喬太郎と神田松之丞という、それぞれ落語、講談で「チケットの取れない人気者」だった。2回目の今回は、松之丞の師匠で、講談界2人目の人間国宝に認定される神田松鯉と、寄席や落語会で引っ張りだこの人気者・春風亭一之輔。芸人が惚れる芸人の高座。そういう視点で見れば、見慣れた落語でも講談でも、また新たな魅力を発見できるかもしれない。

19/8/30(金)

アプリで読む