5月にブリュッセルで開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門で第4位となった阪田知樹さんの、入賞記念リサイタルが急遽決定！ セミファイナルでの演奏が印象的だったリストのロ短調ソナタはじめ、コンクールで演奏した曲目を中心としたプログラムを披露してくれます。 阪田さんは、10代の頃から確信に満ちた音楽を聴かせてくれるピアニストでしたが、世界の舞台での経験を積んで、ますますそのスケール感、堂々とした雰囲気に磨きがかかったように思います。 コロナ禍での1年のコンクール延期、海外の渡航にまつわるさまざまなストレス、そしてなにより、世界屈指のハードさでいろいろなことを要求してくるこのコンクールの課題をのり越え、しっかり結果を残した阪田さん。世界でどんどん活動の場を広げていく頼もしい若者の演奏を聴き、入賞を祝福しましょう！

21/7/9(金)