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水先案内人のおすすめ

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歌舞伎とか文楽とか…伝統芸能ってカッコいい!

五十川 晶子

フリー編集者、ライター

初春海老蔵歌舞伎【配信あり】

『海老蔵歌舞伎』と銘打った初めての興行だ。 二幕目の『毛抜』は『鳴神不動北山桜』の中の第三幕目にあたる狂言だ。ダイナミックで華やか、そしてちょっとユーモラスな人気の演目だ。 物語の主人公は粂寺弾正という、六歌仙でもおなじみの文屋家の家老。小野春道の娘・錦の前が髪の毛が逆立つ病になり、文屋康秀のもとへなかなか輿入れしてこない。原因を探りに来たのが弾正だ。毛抜の謎を解き、事件を解決に導くという役どころ。一方で、小野家の若衆や腰元を口説こうという好色な一面も見せる。知恵があり、豪放磊落。愛嬌もあってなかなか魅力的な人物なのだ。 黙阿弥の世話物や義太夫狂言の時代ものとはまた異なり、歌舞伎十八番らしい、古き良き時代のおおらかな歌舞伎が楽しめる。弾正をつとめるのはもちろん市川海老蔵。 演目は他に『春調娘七種』、舞踊が上『藤娘』、下『橋弁慶』の二本。昼夜同一狂言。

20/12/25(金)

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