ひきつけられて目がそらせない。いちばん大きな理由は、物語の中心にいる2人の男と1人の女を演じる、3人の役者たちの存在だ。 書店員の「僕」役の柄本佑、同居人の静雄役の染谷将太、そして「僕」の同僚の佐知子役の石橋静河。若い3人の男女が一緒に過ごす時間は、一見、無為。でも、実は絶えず複雑な感情が生まれている。恋愛感情、友情、自意識……。心が動くその瞬間のきらめきや動揺を、3人の役者たちがなんとみずみずしく演じていることだろう。 ...

18/8/27(月)