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いつも劇団四季と宝塚と歌舞伎を上演中の劇場にいます

原田 順子

演劇ライター

四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』 劇団四季ミュージカル

劇団四季の新作オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が、10月3日、東京・浜松町の自由劇場で開幕します。四季の一般オリジナルミュージカルの新作は、04年の『ミュージカル南十字星』以来16年ぶりで、注目度もかなり高いようです。 原作は、英国の作家デボラ・インストールが15年に発表した同名小説で、アンドロイドが家事や仕事をこなす近未来のイギリスの田舎町を舞台に、両親を事故で亡くして以来、無気力な日々を送ってきて、ついに妻にも愛想を尽かされる主人公ベンと、彼の家の庭に突然現われた壊れかけの旧式ロボット、タングとの友情、そして2人の成長が描かれます。 特に、言葉を覚えたての小さな男の子のような、やんちゃで愛らしいタングが、舞台では、2人1組で操るパペットで表現されるので、ここは見どころの1つです。ちなみに、パペットデザイン・ディレクションは、『リトルマーメイド』のトビー・オリエが担当しています。 台本・作詞の長田育恵、演出の小山ゆうな、作曲の河野伸、装置デザインの土岐研一など、四季が初めて組むクリエイターたちとのコラボも新鮮で、どんな作品に仕上がったのか、気になってしかたがありません。

20/10/1(木)

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