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水先案内人のおすすめ

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本業はヘビメタ誌編集者。寄席、落語会は年200回以上通う。関連著書も多数。

広瀬 和生

「BURRN! 」編集長、落語評論家

白鳥ジャパン vol.8 白鳥独演会

三遊亭白鳥は2013年、任侠に生きる渡世ブタ“流れの豚次”が男を磨く全十話の一代記「任侠流れの豚次伝」を完成させ、翌2014年9月に池袋演芸場で十日間通し口演を行なった。自ら創作した長編の連続口演でトリを取るとは三遊亭圓朝ばりの快挙である。「豚次伝」は、千葉の流山でゴリラの次郎長一家の大政こと象の政五郎の最期を看取った豚次が、その遺骨をゴリ長親分の墓がある香川の金比羅様に届ける旅を描いたもので、各地で騒動に巻き込まれ、出会いと別れの中で死闘を乗り越え大団円に至る壮大な物語。7月17日の「白鳥ジャパン」では、その最終話『金毘羅ワンニャン獣の花道』が披露される。“現代の圓朝”三遊亭白鳥の雄姿を目撃してほしい。

20/6/2(火)

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