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オペラと古楽をとりわけ愛するコンサートソムリエ。司会や執筆で活動中。

朝岡 聡

アナウンサー

東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉『魔笛』

宮本亜門がオーストリアで欧州オペラデビューを飾ったこの『魔笛』は、2015年東京公演でも大入りを記録。アンコールの声を背景に6年ぶりの再演だ。 あまりにも有名なオペラだが、もともとセリフと歌が別々のジング・シュピール(ドイツ語圏の「歌芝居」)だから演劇の要素が色濃く反映できる。それもあって宮本亜門の腕は一層冴えわたっている。 加えて、この度はコロナ禍での上演。『魔笛』のファンタジー溢れる物語から「愛とは」「生きること」「試練」と言うエッセンスをすくい上げ、オペラ初心者でも深い共感と納得を得るようパワーアップした内容とのこと。 タミーノとパミーナ、そしてパパゲーノの姿は現代の我々そのものかもしれない。

21/8/31(火)

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